職能評価にて

大体の事は出来るのだが、やはり高次脳機能障害の影響が明らかに出ている個所もある。
たとえば、物の長さを目視で計るのが非常に苦手なので、形が同じ物を選ぶのが苦手。
良く似た別の三角を出されるとずっと悩んでいる。
 
あと両目の遠近感が奪われているので、両手で物を組み合わせる事がなかなか出来ない。
そのかわりに置いてあるものに物を組み合わせる事は異常に速かった(笑)
これは大学の講義などで、黒板を見ながらノートを見ずに書いていた影響かも知れない。
おかげでタッチタイピングもとくに苦労せずに習得できたし、電卓の押すスピードも
かなり速い(&見てないので視線移動が無い)
 
職能で私の他に三人の高次脳機能障害者とテストしたのだが
その能力のあまりのバラバラさにさすがに驚いた。
誰が優れているとかではなく、全員症状が違うために個性がはっきりと出てしまっている。
なるほど、職能評価でどんな仕事がつけるかチェックしないと医者もなんとも言えないわけだ。