因果応報か………

友人の裁判が突然延期、友人があわてていた。
　
裁判の相手が緊急入院になった。
友人は憎むべき裁判の相手の容態を心配している。
そんな顔に似合わぬ優しい友人が好きではあるが
それを裏切った相手に対してはあまり入院といっても興味が無かった。
死亡率30％………その数字を聞いても
むしろ親権などの問題が有利に展開できると私は考えていた。
　
冷たい？そうかもしれない。
しかし、このような問題は言ってしまえば因果応報だ。
友人がどれほど相手の対応のせいで精神的ダメージを負い
まったく仕事も手につかなかった事か………
たとえ死んでもそれは今までの行ないが返ってきただけのような気がしてならない。
バチが当たるなどと言うが、悪い行いをする人間にはそのようにしか物事は返っては来ないのだ。