子育て

子供を育てる時に女性と男性は考え方が大きく変化するのかもしれない。
 
私は子供を常に2番目に考え、彼女は子供を一番に考えた。
彼女は母親であり子供をどうしても一番に持っていきたい気持ちは理解出来ないでもない。
 
しかしそれは思っていても口に出さないほうがいいだろう。
なぜなら女性は結婚するときに必ず「あなたが一番です」と誓いを立てたはずだからだ。
子供が出来たからと言って誓いを破ることは許されない。
 
そして子供は今はきっとあなた方母親を一番と言うだろう。
しかしそれは長くは続かない。こどもは成長し自ら一番好きな異性を見つける。
その人に全ての愛情を捧げるだろう。母親の一番の愛情は決して報われない。
しかし後悔した時にはもう父親はあなたを一番とは言わなくなっているだろう。
なぜならあなたが一番の愛情を変更したとき、父親にも一番の愛情を変更する権利が生まれているからだ。
あなたは誰からも一番に愛しては貰えない。
 
 
結婚とは他人との愛情を築き上げていく事だ。
しかし他人は血が繋がっていない事から、目を離したスキに消えてしまう。
血縁関係にあるものの愛情はいくらでも訂正できる機会があるが
婚姻関係の破綻には訂正する機会は無い。
 
子供、両親、兄弟は自分で選ぶ事は出来ない。
唯一自分で選ぶ事の出来る家族が結婚相手だ。
選択した以上は、その人を一番と言いきりたいものだ。
血縁者もきっとそれを許してくれるだろう。
だが、配偶者が血縁者を一番と言ってしまった時、それを許すかどうかはその人しだいだ。
これは男女共通の事実であり、決して間違ってはいけないルールだと私は思っている。