保険証狂詩曲

妻が保険証の遠隔地請求をしてきた。
私としてはコピーでいいと思ったが
医者によってはそれでは駄目だと言うらしい。
まあ医者の考えにもよるだろうと思ったが、今の調停が成立すれば保険証を返さなくてはいけなくなる。
そのような返却に対して、個人的に責任を取れないので
自分で請求するようにという事を伝えた。
 
結果、わが社の保険担当は扶養からはずすように反対に言ってきた。
まあ会社から見れば当然の対応であろうと思っていたが
裁判所の調停員の判断は「まだ婚姻が継続しているのだから保険証を発行するように」
という事だ。
その判断は逆に喜ばしい。
保険担当にしても、たとえ「保険が返却されなくても」責任問題にはならないだろうと思い
会社に連絡をしたが
保険の担当は健保に問い合わせて、と言葉を濁した。
 
なるほどな。
彼女が結婚を承諾した時、父親と自分の扶養に関しての問題を出したかが分かった。
馬鹿げているが、会社はマニュアルに一緒に生活していない家族を扶養からはずすように指示しているのだろう。
わが社はこの地域でも有数の大会社を親にしている。
マニュアルはたぶん一緒だろうな。
 
親は自分の子供を扶養からはずす時は文句も言わなかったのに
私がはずすときにはわざわざ裁判所にまで文句を言うわけか。まあそれもいいかな。
 
上司に対し、裁判所での調停員の指示に問題があるんですかと尋ねたが
「あいつら(わが社の事務員)はいつもそうだよ」と言っていた。
上司は続けて「君がそうやって保険証に対してちゃんと対応した事は私が証明するから気にするな」との事。
うーん………ありがとう(苦笑)
この上司とは直接仕事をした事が無い。
私はこの本社から来た上司にどう対応したらいいか悩んでいたけど、いい人なのかなあ〜