値上げは素早く、値下げはゆっくりと

商売をしていて気がつくのは
実は『値下げ』は消費者が考えるほど
売上には貢献しない!!という事実。

値段を1割下げて
売上が2割上がればいいが
実質には5割下げて、売上数、倍がいいところ。
当然粗利益は圧縮(もしくは赤字)なので
売れば売るほど、利益は無くなり
仕事だけは残る結果になる。


タイの取引先からやっと連絡が来たのだけど
・原価を割ってしまっており、値段を上げさせてくれとの事。
最初からそれを言えよ。

で・・・いくら値上げ?と聞いたら
たったの5$
・・・・いや、いいんだけどね。それでお前の利益が取れるんなら。
さすがに5$を値引き交渉する気にはなれんわ。
こっちはその10倍近い利益乗せて売ってるわけだし。


売れ行きを見ていると
値段が高くても人気商品は売れて在庫切れ
不人気商品は安くても売れず在庫過剰気味。
※非常に当たり前の事だけど

いかに他社が手に出来ない人気商品をストック出来るかが
商売の基本。
誰でも見つけられる商品にはネット販売では価値が無い。