使命感から子は歪む

古い漫画の話で
しかも法律家なら常識な本なので
大変申し訳ないが
私の昔話に付き合って欲しい。


家裁の人

という本があり
その中でもショッキングだったのが
不良になる柔道家の息子の話。


厳しい柔道家は、不良になった息子の裁判で
息子を激しく罵倒し
主人公である裁判官がそれを止める。
『あなたは自分の息子が何に苦しんでいるのか分からないのか』と



なぜ、こんな話をしたのかと言うと
友人がいま、酷く苦しんでいる状況にリンクした。

師弟と親子は別だ。
師弟と恋愛も別だ。


裁判官は言う。

『あなたの生徒達には家庭がある。あなたの息子には家庭が無い。傷ついたあなたの息子はどこで誰に癒してもらえば良いのか。』
※記憶が曖昧な為、正確な表現ではありません。


愛は



鍛える事ではないと思う。

鍛える事は辛いのだ。
鍛える事は誰とだって出来るのだ。
一人でも出来るんだ。

愛は


少なくとも癒しでなくてはいけないと思う。




僕は皆さんに訴えたい。

聞いてほしい。


僕は皆さんの友人だが
家族ではない。
恋人でもない。

少しは癒しにもなれるかもしれないが


皆さんはもっと、家族を恋人を愛してほしい。
癒してあげてほしい。
抱きしめてあげてほしい。

俺はただの友人だから。
あなたたちに出来る事は本当に限られているのだから。

鍛える場所が欲しければ、俺がいくらでも殴ってやる。
※手加減はせん。


家族と、恋人は、世界に何人もいない。
その、限りある縁を大事にしてほしい。



私の父は厳しい人であったが
愛情を一切隠さない人だった。
全力で妻と子供を愛し、そして散った。
その息子である私は、父の性格には疑問が多々あったが(笑)
愛情を疑った事は一度も無い。
※えこひいきも隠さないので、ムカついたが。



愛情を隠す駆け引きが流行っているらしいが、おやめなさい。
・・・・・子供が捻くれますよ。


友よ。
あなたに、愛が満たされますように。







あと、私にエロが満ち満ちてウハウハでありますように。
あと、お金と、ご飯と、DVDと、(尺の関係で大幅カット)