10年後の介護の話をしよう

10年後の私の年齢は43歳
母は63歳になる。

一般的には63で介護対象にはならないが
母は何度も大病を患い、腹にはザックリと
手術跡が複数ある。

よくぞ今まで生きてくれたと
いるかいないか分からない神様に感謝したい。


だがあと10年後に、母が元気でいる保証は無い。
年金はあやしく、介護保険は頼りにならず
自力でなんとか出来る対策を考えなくてはいけない時期に来ていると思う。


一応、介護の知識はそこそこあり
介護の企業研修ビデオでは先生役をやらせて頂いたが
※仕事がら、車椅子のお客様は多い。
現実問題として、男が介護をするとなると
色々と問題が発生する。

羞恥心だ。

当然、糞尿問題は避けて通れず
俺はそれを何とも思わないが
※便器に手を突っ込んで洗う事に何の躊躇も無い。


母はプライドの高い人で
俺が糞尿の介護をすると知ったら、舌を噛み切りかねない人だ。
厄介な事、このうえなし。


ただ、全く悲観的な話ばかりかと言うと
そうでもなくて
将来的には介護ロボットがもっと普及しているのではないかという
あくまでも希望的観測もある。

なにせ40キロを切る人型ロボットが2000万円台で販売される昨今
10年後に糞尿介護するロボットぐらい出てくるんじゃないかと思っていたり。

300万ぐらいなら、車買うより、ロボット買う方がいいかもしれない。
自動車だって数百万が中古で数十万になったんだ。
ロボットだって需要があれば値段も下がるのではないか?



ただ、そうなると、次は介護福祉士の仕事が無くなる可能性も出て来るが
それは別問題。