意見交換会記録①初対面−第一印象にインパクトあり

別室に案内されて
まずw議員とk秘書(i議員の秘書さん)が入室、軽い雑談から入る。
議員さんはみな議員会館に事務所を一室ずつ設けてあるのですが
定数削減の関係で部屋が少しあまっており、このように別室を設けての会が開けるんだと
話していた。定数削減は政治家の方々には死活問題なので笑ってはなせる事でもないと思うのだが
実に朗らかな笑いにちょっと驚いた。まあそれくらいの事でガタガタ騒ぐようでは国会議員の仕事は出来ないのだろう。
 
そして名刺交換。しまった!!名刺忘れていた(苦笑)
まあこちらがだした要望書は手元にもってらっしゃるし、挨拶でゴマカス事にした(笑)
そして本題、まずPETの診断についてw議員から切り出してくる。
そこでこちらが○リハビリセンターにてPETを知り、そして調べて高次脳機能障害の診断にいかに有用かを話はじめた
時にふとメモをとっていたW議員が

「○○さんは、ここのリハビリセンターで勤務なんですね?」と聞いてきた。

・・・・・なるほど、送った要望書には私が高次脳機能障害であることは書かれていない。
H議員はまだ国会の用事が終わらずに到着出来ず、秘書のTさんも別室の外にいらっしゃる。
思い切って
「いえ私は患者でして」
と告白する。(名刺を渡していればこんな説明はしなくてすんだのですけど)
しばしの沈黙
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「えっそんな、どこにそんな障害が?」
はじめて驚いた顔を見せてw議員が私にたずねる。
実はw議員は厚生労働省での高次脳機能障害を担当していて、以前は脳外科の医師だったそうです。
しかしそれは議員になるまえの話で、高次脳機能障害も身体的障害が出ている患者しか見たことがないとの事。
隠れた障害とは聞いていたが、私のしっかりした言動や対応に激しくショックを受けておられたようです。
名刺忘れた事がこんな効果を生み出すとは・・・・・・結果オーライ(笑)
あとで「これほど分かり辛ければ、相当な数の隠れた患者がいるはずだ・・・調査しなければ」とおっしゃっていました。
 
今回の意見交換で、もしかしたら最大の効果があったかもしれない。
私自身も高次脳機能障害に対する福祉への対応が遅いと感じていたが、政府側も
重度高次脳機能障害(身体的障害が出ている)を中心として考えていたようで
軽度高次脳機能障害(精神的障害やそれ以外の神経的障害)がここまで数が膨れ上がるとは計算していなかったように
思える。
w議員はよほどショックがあったようで、意見交換会の中で何度も「見た目でまったく分からない」事を
繰り返し強調している。
そして私の障害がいかに労働を阻害するかの説明にも強く同意してくれた。
本日はここまで。また明日時間が許す限り作成いたします。