高次脳機能障害者としての自分と、そうでない自分

悩む。
 
明らかに障害の症状は出ているのに、障害者としての認定は得られない。
 
うーん。どれだけの高次脳機能障害者が同じ事で悩んでいるのだろうか。
現実に私の左目は異常を示し、私の成績は下がっている。
これは明らかに何かの異変が起こっている証拠だし、無視出来ない。
では何が起こっているのか?ノイローゼが原因といえる部分もあるがそうでない部分もある。
 
 
とは言え、判断力が他人より劣っているという自覚が無い。
実はドクターに内緒でサッカーを始めた。私のポジションはキーパーが多い。
元々その位置が好きなのだ。
当時の瞬間的な判断に対する自信があった。
それを試してみたかった。
 
判断力は若い頃ほどではないが、遅くは無い。
仲間への適切な指示も出来る。キーパーを離れディフェンスについたときも
相手のポイントメーカーが相当苦しんだと本人から直接私に話してくれた。
 
パスを出す時の一瞬の戸惑いが見られる。しかしそれは当時から弱点として認識していた。
代わりに私の攻撃は相手のタックルにタックルで返す荒っぽい突進型になっていた。
自分の弱点に対してのはっきりした自覚がこのように変化を生んだのだろう。
いい変化かもしれない。