障害の境目

私達の障害はどこから健常者でどこから障害者か分かりにくい。
 
私の考える障害の境目は「家庭生活」「社会生活」を維持する上で
どこまで問題が発生するかで問題になるのではないかと考える。
「家庭生活」で問題が発生する場合には完全に障害として認定できる。
私の場合、それは無い。せいぜい知能体力的に問題があり疲れてしまうと寝てしまうというぐらいか。
「社会生活」で問題が発生する場合が高次脳機能障害には非常に多いと考える。
方向音痴や記憶力欠如は家庭生活でよりも社会生活で問題となる。
しかしこれは実際に社会生活をしてみるまで分からないという事実もある。
私の場合、家庭生活では殆ど問題がなかった。
職能訓練でも大きな問題の発生はゼロに等しい。しかし細かい問題は発生しており
それが大きな問題に発展する可能性はないわけではない。
 
それを自覚しているかどうかでも障害のレベルが変わってくる。
自覚していれば対策が出来るがしていなければ対策は不能だ。
 
障害のレベルは「家庭生活が出来るか」「社会生活が出来るか」
これがクリアしていればそれは障害ではなく個人の癖ではないだろうかと
私はかんがえるようにしています。