闘いの結果得るものは何か-面接交渉権

面接交渉権での裁判でもし勝訴し自分の言い分が通ったとしよう。
実際には相手がその判決を無視した場合、損害賠償の請求は可能だが
私達が欲しいものは金では当然無い。
子供との面会時間が欲しいのだ。
 
もし相手が強情に無視したとしよう。金などいらない、勝訴など何の意味も無いと感じるだろうか?
そんな事は決してないはずだ。
裁判で勝訴した記録は残る。自分の言い分はすべて記録されるのだ。
それがどういう事か?つまり法的な権利は自分にあり、それを行使した記録は残る。
たとえ子供が成長して自分の所にきたとしよう。
そのとき、自分は子供の為に何をしてきたのか、必死に会いたかった事をいかに訴えたか
それが全て法的な記録に残っているのだ。
 
強情に無視し続けた母親が今後、子供と円滑なやりとりが出来なくなるかもしれない。
しかしそれは母親が選んだ選択だ。父親の私達には関係の無い事だ。
むしろそのときは親権の移動を訴えればいいだけの事。
理由はもちろん
 「子供と母親は意思の疎通がうまくいかず円滑に親子関係を形成出来ない」とでも述べれば良い。
 
勝訴は決して無駄にはならない。