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大脳皮質「でき方」に違い=知能極めて高い子、急発達−米国立研究所など調査

 知能が極めて高い子供は、思考や感覚、運動などをつかさどる大脳皮質の厚さが、普通の子供より速いペースで長期間増え続けた後、10代後半に普通の子供並みに戻ることが分かった。米国立精神衛生研究所とカナダ・マギル大の共同研究チームが、約300人の子供を調査した成果を30日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
 頭の良しあしは、大脳皮質の厚さに単純に比例するのではなく、「でき方」に違いがあることが明確になった。研究チームは、この大脳皮質の急速な発達に関与する遺伝子を探している。ただ、遺伝子の働きは成長環境に左右されるため、知能の発達には遺伝と環境、教育が複雑に影響している可能性が高いという。 

脳の発達や成長は高次脳の子供にはどういう影響を与えるのでしょうか?
脳外傷友の会で出会った小学生の子供の事を考えると、彼の今度の状態がとても気になるのです。
 
あと不思議に思ったのですが大脳皮質とは「できるもの」なんですね。
つまりそもそも子供の脳は成長しているのは分かっていましたけど
脳ができてくるという事は、成長ホルモンに影響されているという事実があり
私はそれをまったく知りませんでしたのでかなり驚きました。
 
人の脳というのは本当に神秘の塊ですね。