仕分に関して【節約というシステム】

反発の大きい仕分作業だが
個人的には評価をしています。

今まで、行政には「節約」というシステムがありませんでした。
国税を使えば使うほど公務員は、お国の為になっていると
国民の為になっていると主張してきたわけです。
しかし、高いサービスには大きな負担がつきもの。
行政サービスが過剰になれば無駄な税負担は増えるばかりです。
民間に例えれば牛丼屋にドアボーイはいらんという事です。

だから無駄な物かどうかを審査するシステムが今まで渇望されてきたのです。
切り捨ててはいけないサービスがあるなら
その意義をはっきりと説明出来なくてはいけない。


もちろん、説明する為に、さらにコストがかかるデメリットが出てきます。
技術者ではなく弁の立つ者が管理職に必要となるでしょう。
しかし、これは独裁者から国民選挙へとかかるコストと同じです。
このコストが、健全なる行政を保つ為に必要なのです。


こればかりは民主党の成果であるのは間違いないと思います。
下手に民主党のやる事だからと批判をすれば
次の政権で消えてなくなるかもしれません。
それでは行政の思う壷です。
行政と政府は仲良しではいけない。政府はあくまでも行政の監視役でいてもらわなければ・・・そう感じているわけです。
例え政権が変わったとしても、このシステムは続けてもらいたいもんです。


閲読ありがとうございました。
私の考えが皆様に届く事を願っています。


追伸:甘い物もいいけど寒くなってきたので、おでんが食べたいです。
大根は人より一個多めにお願いします。以上。