謎の母性本能(情けない、ざんげ付き)

よく
母性本能=子供に優しい
というイメージがあるようだが

女性と出産のメカニズムはそんな単純なものでは決してない。


妊娠時の不可思議な行動は有名なので省くが
まず子供が生まれると、女性は眠らなくなる。
眠らなくても生きていける。

これは生物としてはかなり特異な状態なわけだが
そうしないと子供に母乳を与え続けられないのだ。

さらに子供を守る為に、激しく攻撃的になる。
逆に考えている人が多いが
出産直後の女性は、その激しい攻撃性が内側に向いてしまい
自分の子供すら殺してしまう事が多々ある。

そのため、生まれた子供と母親を引き離す産婦人科もあるぐらいだ。



ざんげをする。


これは離婚してから気がついたのだ。
私が離婚を決意したのは、娘が半年の時だ。
おそらく、彼女は当時、攻撃性がピークに達しており
私はそこを全く理解していなかった。
(まぁ彼女自身も理解してなかっただろうが)

ただ、彼女の行動に疑問を感じて調べた結論がこれだった。


それを考慮していたら、離婚はなかったかもしれないが
そんな事をいま言っても仕方の無い事だ。



時間とは戻らない流れのようなもの。
後悔しても仕方ない。
時間を戻しても、同じ過ちを繰り返すだけなのだから。


話を戻す。


出産直後、女性は激しいホルモンバランスの崩れと
再編成に悩み、さらに強い攻撃性が表面化する事で
まるで別人のようになる。
その激しい変化は子殺しにすら発展する。
現在は産婦人科などの施設も増え、滅多にないが
過去を遡れば、その正確な数字は驚くべき状態だと言われる。
ただし古い正確なデータが残念ながら存在しない。


ともかく知っていただきたいのは
女性は妊娠期間、出産直後、育児期間と
激しい変化に見回れ
目まぐるしい変化をする。

それを知っておかないと
女性はなぜ攻撃的になるかを相手側の責任にしてしまうし
男性だって心の準備が出来ていないから受け止められない。

また、その攻撃性を内側に向けてしまえば
子殺しどころか自分まで殺してしまう。



重要な事は、その不可思議な現象を知るという事だ。
そしてその攻撃性は一過性の事だと認識して欲しい。