目が見えなくなった時の記録

実は私が自分で目が見えなくなったのを自覚したのは高次脳機能障害の診断後であった。
私はお風呂に入って考え事をよくするのだが
ふと蛇口に目線を移そうとしたとき、蛇口が見えなかったのがきっかけになった。
普段の生活では視界に入らないものは頭を動かして見るため気がつかなかったのだが
風呂に入っていたので頭を動かすのが面倒で視線移動だけで見ようとしたのが幸いした。
 
しばらく蛇口に視線を動かしたものの見えず、次に自分の右手の指と左の指を
合わせてみる。
 
 
 
見事に指と指は素通りした。
これはおかしいと感じ、人差し指を立てて右から左へ移動させる。
中央を過ぎた所から左に視点が移動しない。
その後担当医と話したところ、OTなどで視点を動かすうちに治るだろう(予想?)という
お言葉をいただいた。
専用のリハビリはないらしい。