子供の見本にならないといけないのだ

ふと思い出したことがある。もし以前に書いていたら教えてほしい。
以前にさいたまの全国大会に出席した時、私は小さな子供に会った。
たぶん男の子であろうその子は、とても元気そうに見えて私とも良くなった。
そのこが当事者だと聞いて内心愕然とした。
てっきり家族の誰かだとは思っていたが、まさか本人だとは思わなかった。
 
子供の高次脳は一般的に回復が早いと言われている。
果たしてそうだろうか?大人は確かに回復力では子供には勝てない。
しかし正常な(大人の)精神状態を知っている。
対して子供の障害者は大人の精神状態を知らない上に子供の精神状態までも破壊されてしまっている。
その子がたとえ元の状態に回復しても、それは子供の精神であり、大人ではない。
しかし体は大人になっていく。
精神と体のアンバランスが起こり、それは社会復帰の障害になるだろう。
………しかしそれをあの子供や他の当事者である子供達は受けなくてはいけないのだ。
当事者でもある大人達が、障害で戸惑っている余裕はないと感じる。
何も出来ないかもしれない。しかし何か出来るかもしれない。
たとえ無駄だと思っても一歩進む事が必要だと声を大にして叫びたい。