父親としての強さと弱さ

子供の会いたいと願いつつ、悩みつつ。
いま確か1年と4月のはずだ。かわいい時期なんだろうなあ。
 
友人の裁判を勝利に導き、友人と娘との再会を果たした立役者の私が
いま娘に会えないとはなんという皮肉なんだろうか。
友人の当時の精神状況は良く理解していたつもりで闘っていたが
しかしつらい。
私の支えは将来への希望よりもむしろ、過去への贖罪に近い。
彼を殺した自分に対する因果応報のような気がしてならない。
 
子供との面会を果たせない事を、むしろ贖罪にしているのではないかと自問している。
過去への苦悩がひたすら甦り、自分から娘に会いたいと言えない。
たとえ言ったとしても彼女が拒否している以上は、今やどうする事も出来ない。
 
子供に会いたいという私の願いを叶えなくてもいい。
ただ娘にその思いがあったという事実だけでも伝えて欲しい。