やはり第三者がはいったほうがいい

三者の仲介をいれながら話をしたほうがまとまるだろうと考え
裁判所にゆだねることにする。
 
実は裁判所に委ねる事は元々非常に簡単だ。
なぜそれをしなかったかと言われれば、相手を緊張する場に持ち出したくなかった。
だから私の側から相手をこちらの親族の場所に呼んだ事は無い。
周囲にもなるべく責めないようにとは言ってあるが、状況から考えて責めないわけは無い。
現実彼女の親は丁寧な言動で私を激しく責めたてた。
まるでそれが「あなたの為」と言わんばかりに。  だがそれは間違いだ。
そう思い込むのは自分たちが意識しない奥底で「あなたがした、私達はうえ」だと思い込んでいるからだ。
知らないうちに上下関係を作っているのに気がついていない。
そうやって彼女も子供の頃から上下関係を作られ虐待を受けていたのだろう。
 
今までうまくやってこれたのは明らかに自分たちが能力的に劣ると感じていたからだろう。
だから今の状態で私が反論する事を感情的に許さないのだ。
もはや第三者を通して話合いをするよりしかたのない状態だ。
 
しかし高裁の存在する家事受付で話をしたのだが
地方家事とは随分な差があった。地方に見習ってもらいたいものだ。
まあ私を担当した相談員の人がたまたま丁寧だっただけかもしれないが。
とは言えあまり長々と話をしたわけではない。大体の要領は飲み込めているので
書式を聞いただけで詳しく突っ込んだ話はしていない。
突っ込んだ事は話すよりも調停委員に見てもらうために所定の用紙に記入したほうがいい。
 
なんで家事調停で彼女のノイローゼの治療ばかり書いているのか、ちょっと笑えて吹き出しそうになる。
でも重要な事だ。娘の将来は彼女にかかっているのだから、彼女の健康を第一に考えたい。