教育の世界

子育てと同時に教育も大事だと考える。
私の兄弟はいま教育学部に通い教師になろうとしているが
私はその進路に猛反対した。理由は今の教育界はあまりにも荒廃し過ぎており
兄弟の教師になった後を心配した。ところが彼は決して引かなかった。
 
私は今でも賛成していない。教育の世界は非常に今の教師に辛く出来ており
彼には向かないと感じている。しかし失敗するのも経験だ。
もう止めはしない。もし成功したらお祝いをしてやろう。
 
 
子育ては横の関係で十分だ。上からの押しつけは必要無い。
だが教育は違う。子供にとって初めての上下関係が経験できる場所であって欲しい。
子供と社会とをつなぐ大きな門だと思っている。
もしその社会の門からはじき出された時、子供を迎えいれて守るのが家族だと思っている。
だからこそ家族、親子は横の関係を保ち、教師と生徒、児童は上下関係にある事が重要だと
思っている。
しかし、今の保護者を見る限り私と同意見の者は少ない。
まるで教師は子供の友達か何かと勘違いしているようである。
これでは子供が社会に出た先ですぐにその風にやられて倒れてしまうのではないだろうか。
 
教師は例えれば会社に出た時の良き上司であって欲しい。
今の親が教師に意見する姿を見ていると
「この親は学校が会社、社会に変わっても同じ事を言いそうだな」
と感じてしまう。