体験記は見たいものなのか?

 
私が、ある戦争に関するドラマの関係者のコメントで大変心に残った文章があります。
 
「戦争のドラマを作るために戦争体験者に話を聞いていた時の
「戦争映画は見たくない」という言葉が私の耳をついて離れません」
 
自分の体験した事の凄まじさが、そうさせるのでしょうか?
私は高次脳機能障害という障害者の体験を、こうやって表現する事は
その他の障害者にとって苦痛な物なのではないだろうか?
 
そうやってみると、この活動の一環が私には無意味に思えて仕方が無いのです。