2005-11-29から1日間の記事一覧

講演会10補足 誤り無し学習とは

☆誤り無し学習○健忘症者が何かを覚える時には、誤りを起こさせないように学習を進めた方がよい。例 誤り学習条件:「私はQUで始まる単語を思い浮かべています。それは何ですか?」→誤りが起きたあとで、「それはquoteです。覚えてください」 誤りなし学習条…

講演会10 誤り無し学習のまとめ

誤り無し学習は ☆記憶障害の患者においては誤り無し学習は、施行、誤りパターン学習よりも有用である。 ☆積極利用は確実に多くなる。 思考錯誤自体を障害者が覚えていない事があるので気をつけなくてはいけない。

講演会9 誤り無し学習の成果 name Recall vj

バーバラー・ウィルソン博士の研究結果である。 ある青年のアルツハイマーに対して行なった誤り無し学習を施す。 14人の方の名前を覚えてもらう。 これによるとベースライン(基本記憶量)3人が学習直後 14人という数値を出した。ようは満点である。 さ…

講演会8 実生活上の問題点

○健忘症と失認を合併する患者の再認 ○視床に病変を持つ患者へにネーミング ○アルツハイマー病患者に対する誤り無し学習 ○他のリハビリテーションとの組み合わせ ○目的は実生活における能力や必要な情報の取得

講演会7 エラーレス・ラーニング Error less learning(誤り無し学習)

もっと十分な学習をするためには▲再認(広く用いられているが、それのみでは不十分) これはどんな学習でもそうだがしっかりと頭の中でデータとして処理されていなければ いくら繰り返しても無意味だという事だ。 ▲時間的間隔をおいて検索 さて、ここで認知…

講演会6 脳の機能の回復

正直言ってこの記述はのせようか迷ったが 隠しても仕方の無い事なのでのせよう。 多くの場合、失われた機能の回復や再教育は不可能である これは健忘症の事を中心にしており、高次脳機能障害を中心に話しているわけではない。 しかし学会は高次脳機能障害学…

高次脳機能障害学会の気がついた事

これは学会だから当然のことなのかどうかは分かりませんが 録音、録画が不可です。 という事はカメラの「フラッシュ」もありません。 これは私が講演会を受ける中でとても助かりました。